2010年 12月 29日
Because it is there. |
George Herbert Leigh Mallory (18 June 1886 – 8/9 June 1924) was an English mountaineer who took part in the first two British expeditions to Mount Everest in the early 1920s.
During British Mount Everest Expedition 1924, the third British attempt on the world's highest mountain, Mallory and his climbing partner Andrew Irvine both disappeared somewhere high on the North-East ridge during their attempt to make the first ascent or descent of the world's highest mountain. The pair's last known sighting was only a few hundred metres from the summit.Mallory's ultimate fate was unknown for 75 years, until his body was finally discovered in 1999 by an expedition that had set out to search for the climbers' remains. Whether or not they reached the summit before they died remains a subject of speculation and continuing research.
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【George Mallory】
ヒラリー卿のことを調べていたらやはりこの方にぶち当たるわけです
登山家 GEORGE MALLORY ジョージ=マロリー
マロリーと言えばあの名言「Because it is there.(そこに山(それ)があるから)」ですね
1924年6月8日エベレスト登頂中に遭難してしまい
彼は世界で初めて頂上に登頂をしたのか?という登山史上最大の謎がのこったまま
パートナーのアービンとともにその姿は雪の中に消えてしまいました
そして75年後にうつぶせになったまま埋まった遺体が見つかったのですが
そのときに履いていたブーツが写真のブーツです
今と違いプラスチックブーツもあるわけではないし
ウェアにしても保温や防水効果なんて期待ができないほどの服だっただろうし
遺体の写真はそれこそ今では考えられないほどウール生地主体の軽装ですし
酸素ボンベにしても高精度のわけないですし
本当に命がけだった
月面に向かうのと同じほど困難なことと思われていた時代だそうです
さてこのブーツを見ていると
クリンカーやトリコニーがしっかりと打ってあり
(この後登山靴の歴史をかえたビブラムが開発されたのは1935年)
もちろんレザーブーツなわけですので
冷たかったでしょうね...
たしかに登山家の方にお話を聞くとゴアテックスよりもレザーの方が
防水性に信頼がおけるという話を聞くことがあります
本当のことはわかりませんが命の危険が隣り合わせな方が言うのだからそうなのでしょう
もちろん今の防水技術を持ってですのでこの時代に完全な防水効果があったとは思えません
さてマロリーさんなのですが
結構な色男ですけど当時イギリス国内ではヒーロー的な扱いだったようです
マツコさんやミッツさんあたりと同じ人種とも言われています(でもお子さんもいます)
亡くなったとき葬式も国葬規模で行われ国王ジョージ6世も参列したようです
その背景にはやはり世界最高峰の山に一番に登ることが
国力の証明になった時代ですからどこも国を挙げてエベレスト初登頂に力を入れていたわけです
(約20年後の53年にニュージーランド人であるヒラリー卿が初登頂します)
実際にはあの名言も同じようなことを繰り返し聞かれることに飽き飽きしていたなかで
記者「なんでエベレストに登るのですか?」
マロリー「そこにあるからだ(...めんどくせぇなぁ)」
という解釈のほうが正しいようですね
数年前からこのジョージ=マロリーをモチーフに
ナイジェル=ケーボン氏がマロリージャケットというジャケットを展開しています
(テンジンジャケットの焼きまわし?)
彼のジャケットに肩当てなどの補強が付いているようには見受けられませんが
(後の酸素ボンベの写真を見るとアーヴィン?の方のコートジャケットにはついているようですね)
このような商品作りの仕方っていいですよね
マニアにしかわからない世界ですがマニアにはドストライクな商品
来年はメーカーさんと一緒にマロリーブーツを作ってみような☆
素材にもこだわりたいので6〜8万の定価になりそうですが誰か欲しい方と買いますか?
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Because it is there.
「そこに靴があるから」
いつか言ってみたいものです(笑
この方ジュード=ロウみたいですね
75年後に見つかった遺体
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Robert Rolly made the Mountaineering boots for Edmund Hillary , when Sir first climbed the Everest
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で結局何が言いたいかと言えば
RAG & BORNのこれってヒラリー卿やマロリーをイメージして作ったんだって
コレクションの服のほうはなんとなくわからんでもないですが
ペンフィールドのダウンがマロリーと言う名前とはいかがなものかな...
I can not talk about the rag & born footwear collection 2010. (゚-゚;)ヾ(-_-;) オイオイ..
ha ha ha ha ha wwwww
by tanya_kaka
| 2010-12-29 09:41